クリスマス1年で1番特別な日
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:ショールームダイアリー
[2019/12/24]
皆様
こんにちは
アルファ ロメオ福岡の高です。
本日ご紹介したいのは車の国と美食の国イタリアのクリスマスの過ごし方です。
日本では、クリスマスというと、街中が活気づき、あちこちでパーティーが開かれたり、デートスポットが演出されたり、個々で様々な楽しみ方がありますね。一方、宗教的に本来のクリスマスの意味を大切にし、毎年伝統的な過ごし方をする国もあります。お祭り好きなイメージのあるイタリアもこのときばかりは特別。感謝の意を抱きながら、大切な人々とゆっくり過ごします。
イタリア国内には、カトリックの総本山、ヴァチカン市国があり、イタリア国民には多くの敬虔なカトリック教徒がいます。キリストの降誕を表すクリスマスは、一年で最も重要な日。街のにぎわいも買い物客の多い24日の夕方ごろまで。25日~26日は、ほとんどのお店が閉まってしまいます。日本でいうと、大晦日からお正月のイメージです。
24日~25日にかけて、ヴァチカンでは大きなミサが執り行われ、世界中から多くの信者が集まります。この日だけの特別な儀式を神聖な気持ちで見守る人々。楽団や衛兵の行進なども見られます。他にも、イタリアの他の至る所でミサが行われますが、イタリアの人々は皆、とてもさりげなくそっと参列しています。観光客が参加する場合は、現地の慣習に倣って、きちんとマナーを守ることが大切です。
イタリアでは、クリスマスは家族で過ごすのが当たり前。イタリアの人々は元々「家族が一緒にいる時間」をとても大切に考えていますが、クリスマスはそこに「感謝」の気持ちも加え、ゆっくりと過ごします。この日を過ごすために、皆で交換するプレゼントを用意したり、ご馳走を作ったり、部屋の飾りつけをしたり...、お楽しみの前の準備は大忙し。でも苦労ではありません。これも喜びなのです。
「A Merry Christmas.I wish you good luck.」